家造りをしたいと考えたときに何から手をつけたら良いかわからずに困る人もいるでしょう。基本的な家造りの流れや必要な予算の確保の仕方について理解しておくのが大切です。失敗しないための家造りの基本を紹介します。
家造りをするときにはどのような流れで進めていくのが基本なのでしょうか。全体像がわかっているとスムーズに進めることができるので、家造りの相談先の選定から入居までを段階に分けて詳しく確認していきましょう。
家を建てようと決意して、多くの人が相談先として思い浮かべるのは、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などです。これらの会社に依頼すれば、マイホームはどんどん形になっていくわけですが、どの会社に依頼す…
マイホームの間取りなどが決定し、予算の確認などが済んだ所で契約に移ります。工事の依頼先と請負契約を結んだあとは確認申請に認可が下りるのを待ちましょう。確認申請とはこれから着工する建物が建築基準法な…
家が施工してからすぐに入居というわけにはいきません。施主は意外とやるべきことや手続きが多いのです。施工から縫う居までの流れを把握して、スムーズに入居ができるようにしていきましょう。まずは建物が完成したら、施主が「工事完了届け」を工事完了日から4日以内に建築主事に提出しなければいけません。忘れないように提出をしましょう。そして建築会社の担当者と建物のチェックを行う「施工検査」を行います。施工検査では、傷や汚れ・ドアの開閉・水漏れなどを注意して確認しましょう。不具合が見つかった場合は修理や補修の時期を決めます。施工検査をしっかりと行いたい場合は、第三者の「住宅検査会社」にもチェックしてもらいましょう。ほとんどの施主が建築の経験がないので詳細なチェックを行えない可能性があります。検査会社であればプロの厳しい目で判断してもらえるので安心です。 施工検査で不具合が見つかった場合は、残念ですが補修工事になります。補修工事の時期は、引き渡し前に行ってもらいましょう。そして補修工事後は再度、適切な補修がされているかを確認します。補修工事によっては数日で終わることもあえば、1~2周間の期間を必要とすることもあるので時間に余裕をもたせることが大切です。
補修工事終了後や施工検査で問題がなかった場合は工事完了書に捺印し、玄関の鍵や保証書などを受け取り、引き渡しとなります。保証書には、「定期点検の時期」・「メンテナンスについて」・「家の設備が故障した際の連絡先」などが書かれています。商品と同じように家の設備にも、無償で保証を受けることができる期間やケースがあります。そのようなことも記載されている大切な書類ですので、保管場所を決めて紛失しないように気をつけましょう。 無事に引き渡しが完了したら1ヶ月以内に保存登記をしましょう。保存登記は専門知識が必要になるので、一般的に司法書士に委託してで続きをしてもらいます。住宅ローンの融資は登記が済んでからでないと実行されません。施工主への支払いも必要になるので、早めの登記が良いでしょう。引き渡し日が決まった時点で、司法書士に連絡して登記の日程をあらかじめ決めておくとスムーズです。そして最後に引っ越しです。引き渡しが完了すればいつでも引っ越しができますが、引き渡し日の翌日の引っ越しは、あまりおすすめできません。引き渡しが予定日よりも遅くなった場合、引っ越しができず再手配の必要が出てくるからです。施主は竣工から入居まで常に余裕を持ったスケジュールを立てておくことが大切です。
家造りをするためには十分な予算を確保することが必要ですが、どのようにして手配したら良いのかを知っているでしょうか。家造りにどんな費用がかかるのかも合わせて理解し、できるだけ早めに準備を整えていきましょう。
家造りをするときにどのような費用がかかるのかが気になるのはもっともなことで、どのくらいの資金を用意しておけば大丈夫なのかを判断する上で重要なポイントです。家造りをしてマイホームを手に入れるときに一…
家造りに使えるローンとして挙げられるもっとも有名なものは、住宅ローンです。家の新築・改築に使えるため、家を建てる時だけでなくリフォームでローンを組みたい時にも利用できます。注文住宅・建売住宅関係な…
家造りに必要な自己資金は、家を建てる場所の土地柄であったり、すでに土地を所有している場合など、人によってさまざまです。家造りの建築工事代金は、契約時に3分の1を支払い、棟上げ時に3分の1を支払う、…
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